【大きいG-SHOCK 5500シリーズ】もう1つの四角いCASIO G-SHOCK その名も”G-SHOCK II” [5000/5600の次はこちら]

    どの時計よりも『四角いG-SHOCK』が好きです。

    今回は少し趣向を変えて「5500」シリーズの特集です。

    四角いG-SHOCKを代表する「5000」と「5600」シリーズばかり紹介してきましたが、四角いG-SHOCKには他のシリーズもあります。
    その名も“G-SHOCK II”こと、5500シリーズです。知れば知るほどこちらも欲しくなってくる・・・!!

    • 最初は「G-SHOCK II」として発売された魅力的な四角いG-SHOCK
    • 無骨なカタチが根強い人気
    • 後に続く「マッドレジスト」の元祖
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    魅力的なもう一つの「四角いG-SHOCK」

    これが、DW-D5500BB

    DW-D5500BB

    5000でも5600でもない四角いG-SHOCK、5500の現行モデルになります。

    定価は日本円で13,750円。

    GW-5510という電波ソーラー付きの機種もありますが、現在は生産終了のようで少し入手困難です。

    GW-5510

    こちらの機種は、型番法則の記事の通り、GWですので「電波・ソーラー」5510で「マルチバンド6」の機種でした。(こちらは”U”が付いてアップデートはされていません。)
    [DWとGWの違い]スクエア/四角いG-SHOCKの型番解説 超基本[ひと目でわかる!]

    四角いG-SHOCKの後に発売されたのは「丸い」G-SHOCK

    1983年に、初代G-SHOCK DW-5000Cが発売されました。同年末には寒冷地仕様のWW-5100Cが発売。

    1984年には、リニューアルしたWW-5300Cが発売。

    ここまでは「四角いG-SHOCK」の範囲内初代G-SHOCKのDW-5000Cと形が大きく異なるものではありませんでした。

    1985年に少し異なるアプローチが始まります。「四角ではないG-SHOCK」が発売されるようになりました。

    1つ目がこちらDW-5400C-1

    DW-5400C-1

    丸いG-SHOCKです。
    実はこの機種はDW-5000と中身のモジュールは一緒でガワのベゼルだけが丸いものを採用している機種です。
    そういった意味では、比較的お手軽に出すことができた機種と言えるかもしれません。

    丸いG-SHOCKは「スティングモデル」なんて呼ばれていた時期もありました。

    カシオは、四角型のモジュールをそのままで丸いベゼルを付けて発売するというのを得意としており、同じような機種はカシオコレクション(チープカシオ)でも見られます。

    例えば、四角いカシオコレクション(チープカシオ)ことA158がこちら。

    A158WA-1

    丸いカシオコレクション(チープカシオ)A171がこちら。

    A171WE-1A

    この2機種のモジュールはどちらも「No.593」なので、中身のモジュールは同じ。つまり、ベゼル(ガワ)だけを四角から丸にしているだけなのです。この丸いG-SHOCKも同じような手法を使っています。

    カシオのサイトでも、この2機種を並べた画像でアピールしていることから、兄弟モデルということをあえて強調しているようにも見えます。

    A158とA171

    モジュール番号から説明書を探す方法はこちら

    CASIO腕時計の裏蓋に四角で囲まれた3桁または4桁の番号があると思います。
    カシオの説明書ページでこの番号を入れることで説明書を見ることが出来ます。

    カシオHPより

    かつて「G-SHOCK II」という機種があった

    やっと本題です。

    1985年に発売された代表的なもう1つの機種がこちら。大仰に「G-SHOCK II」として発売されたのが、DW-5500C-1となります。

    DW-5500C-1

    さんぜんと輝く「G-SHOCK II」のロゴ

    初代G-SHOCKは「DW-5000C」、丸いG-SHOCKは「DW-5400C」、「DW-5500C」で、この機種にのみ「G-SHOCK II」というロゴがベゼルに刻印されています。

    結果としては、この「II」が採用されたのはこの機種だけになりました。

    つまり、当初は「初代G-SHOCKに並ぶくらい気合を入れた機種」だったからこそ「II」が使われたと推測されます。

    今も根強い人気がありますが、確かにこのデザインは無骨でとても魅力的です。

    その形は防塵・防泥機能のため

    この機種は、「ショックレジスト」に追加して「マッドレジスト」(防塵・防泥)機能が追加されました。

    今でこそ、防塵・防泥のG-SHOCKと言えば「マッドマスター」というシリーズが大々的に押されています。5500シリーズは、この元祖だったという訳です。(カシオのマッドマスターHP

    GWG-2000

    四角いボタンの形やベゼルの形は「防塵・防泥」機能を備えていたからなのです。

    根強く発売されている5500シリーズ

    G-SHOCKの5000シリーズは今も5000/5600シリーズとして続いています。

    5300シリーズはカシオコレクションW218シリーズとして生まれ変わりました。関連記事

    5500シリーズはバリエーションは5000/5600シリーズほどはありませんが、今も長く続いているシリーズです。

    ”G-SHOCK II”として、今後も四角いG-SHOCKのちょっと変わったバリエーションとして継続して欲しいです。

    普通の四角いG-SHOCKばかりのなか、こちらのちょっと違う四角いG-SHOCKを身に着けているとちょっと自慢できますし注目を集めるでしょう。

    おすすめです。

    DW-D5500BB
    GW-5510

    スペック

    機種名DW-D5500BB
    サイズ(縦×横×厚さ)45.4 × 46.2 × 13.6 mm
    重さ56g
    バンド素材ウレタン
    ベゼル素材ウレタン
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