【スティングモデル】G-SHOCK 5400/5700シリーズ【5600と中身同じの丸い時計】

どの時計よりも『四角いG-SHOCK』が好きです。

カシオは「四角い時計」を「ガワだけ丸い時計」にするのが昔からの得意技です。

今回は「5700シリーズ」をご紹介。

  • 型番[5700]は丸いG-SHOCK
  • 中身は四角いG-SHOCK 5600と同じモジュール
  • 丸い形のベゼルを付けた魅力的なシリーズ
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「丸いG-SHOCK」

1985年発売のDW-5400-1がこちら。

DW-5400-1

そして、5400の内部モジュールを変更したリニューアルモデルDW-5700がこちら。

DW-5700-1

5700シリーズの特徴は見た目通り「丸いG-SHOCK」という点です。

スティングモデル 実は日本未発売

初代G-SHOCK”DW-5000″の発売年は1983年、初の丸い”DW-5400″は1985年の発売でした。

さらに5400が新モジュールとなった”DW-5700″は1987年発売です。

5700は「スティングモデル」と呼ばれ、日本では未発売ながらも人気がありました。

由来はミュージシャン スティングがG-SHOCKファンであったことにあります。

英国出身の世界的ミュージシャン「スティング」
(略)
スティングが愛した、初期丸型デザインの完成形 
(略)
ステージで、スティングの腕にあったのがDW-5200C。
ファッションとしてG-SHOCKがブレイクする以前から、彼は熱烈な愛用者だったのです。

DW-5700C-1Vが、スティングモデルと呼ばれるようになったのは、彼がG-SHOCKをいち早く認めた先見性への敬意も込められていたに違いありません。

1985年、ライブエイドのステージに立ったスティングの腕にはG-SHOCKがあった!(GetNavi web)

日本では未発売でしたが、セレクトショップなどで購入出来たことから、1990年前後では「日本で知る人ぞ知るG-SHOCKでとってもおしゃれ!」となっていました。

また、2018年にG-SHOCK35周年モデルとしてDW-5700を復刻したDW-5750というモデルが発売されました。
こちらの商品解説ページにも次のような記載があります。

1987年に誕生したDW-5700Cは、G-SHOCK初期の丸型ベーシックモデルで、日本国内では未発売ながら、有名ミュージシャンの着用もあり世界的に人気を博した伝説のモデルです。

DW-5750E-1(CASIO 公式)

はっきりと名前は出せないものの「スティングモデル」であることを書いています。

このDW-5750Eは5700の形にELバックライトを付けたモデルで正式に日本でも5700シリーズが手に入るようになりました。

DW-5750Eは現在でもweb上で買うことができ比較的手に入れやすいです。

四角→丸は昔からカシオの得意技

カシオは、四角型のモジュールをそのままで丸いベゼルを付けて発売するというのを得意としており、同じような機種はカシオコレクション(チープカシオ)でも見られます。

例えば、四角いカシオコレクション(チープカシオ)のA158がこちら。

A158WA-1

丸いカシオコレクション(チープカシオ)A171がこちら。

A171WE-1A

この2機種の裏蓋で四角で囲まれた番号はどちらも「No.593」なので、中身のモジュールは同じ。
つまり、ベゼル(ガワ)だけを四角から丸にしているだけなのです。丸いG-SHOCKも同じような手法を使っています。

モジュール番号から説明書を探す方法はこちら

CASIO腕時計の裏蓋に四角で囲まれた3桁または4桁の番号あります。
カシオの説明書ページでこの番号を入れることで説明書を見ることが出来ます。

カシオHPより

カシオのサイトでも、この2機種を並べた画像でアピールしていることから、兄弟モデルということをあえて強調しているようにも見えます。

A158とA171

四角い時計を丸くするのは、以前からカシオの得意技なのです。だんだん魅力的に見えてきませんか?

なかなか定着しないけれど魅力的なモデル

5700シリーズ、特別モデルや限定モデルではたびたび発売されるものの、なかなか定番になりません。

それでも、画像を見るだけで「ちょっと気になるな・・・」と思われた方多いのではないでしょうか。

不思議な魅力を持つモデルです。

スペック

機種名DW-5750E-1/DW-5700BBM-1
サイズ(縦×横×厚さ)48.9 × 45.4 × 14.1 mm
重さ53 g
バンド素材ウレタン
ベゼル素材ウレタン
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