G-SHOCKと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、やはり“角型(スクエア)”デザイン。
1983年に誕生した初代DW-5000Cから始まり、5000系・5600系は40年以上愛され続けています。
では「最高傑作」と呼ぶにふさわしいのはどのモデルなのか?
この記事では、数あるスクエア型の中から3本の名作を厳選。歴史・機能・人気を比較し、あなたにとっての最高傑作を探すお手伝いをします。
G-SHOCKの最高傑作は“スクエア型”にある理由
- 初代から続く角型デザインは、G-SHOCKの原点=G-SHOCKの顔
- 無駄を削ぎ落としたシンプルな液晶表示
- 機能美も備えている(耐衝撃・20気圧防水・視認性)
- 小ぶりで合わせやすいサイズ感
- ベゼル・バンド交換の自由度が高く、カスタム需要も圧倒的
いわば「G-SHOCKらしさ」を最も体現しているのがスクエア型です。
まずは基礎:G-SHOCK 5000/5600/5610の違い(30秒で把握)
- 「5000/5600」は“型番”と“デザイン”の2つの意味で使い分けられる。
①型番としての違い(例:GMW-B5000 / DW-5600UE)
②デザインとしての違い(初代5000系の意匠か、5600系の意匠か)
5000=高級路線(スクリューバック/日本製が多い)
5600=普及路線(パネルバック中心)
型番に5600が入っていても、デザインは5000系…という機種もあります。
詳しくは「5000系と5600系の違い」解説をどうぞ。
→ 5000系と5600系の違い(型番・デザイン) - 5600系と5610系はベゼル形状・ボタン位置が異なり互換なし/ベルトは共通。
ボタン位置・サイズが異なります。
一方、ベルト(ラグ幅)は共通で付け替え可能。
→ 5600系と5610系の違い(ベゼル互換表) - スクエアの交換可能バンドは3種類(ウレタン/コンポジット/ファインレジン)で、
メタルブレス(GMW-B5000Dなど)は専用品で流用不可。
→ 交換できる3種類のバンド(比較・選び方)
用途別:G-SHOCKスクエア“最高傑作”3候補
結論から。スクエア限定で最高傑作を選ぶなら、この三択から外れません。
1) 実用最強:GW-M5610U(電波ソーラー × 薄型 × 軽快)

- 迷ったらこれ。毎日使いに欲しい機能(タフソーラー/マルチバンド6)+薄く軽く、袖通りも良好
- 5610系ベゼルでボタンが押しやすい・やや薄い設計が快適
- 「初代カラー」を現代実用に最適化した王道
参考:5610系の特徴や進化の経緯は「5600/5610の違い」記事で詳述
- 世界6局対応のマルチバンド6
- ソーラー充電で電池交換不要
- 厚みを抑えた薄型ケースで日常使いに最適
レビュー数・売上ともにトップクラスで圧倒的。
「G-SHOCKはこれ1本でいい」「実用性No.1の最高傑作」と言われるほどの完成度を誇ります。
2009/2010頃に5610系誕生→2021にUへ刷新されました。


2) 満足度の頂点:GMW-B5000D(フルメタルの到達点)

- 初代の意匠をフルメタルで実現。質感・存在感は“G-SHOCKの夢”が叶った一本
- 専用構造のメタルブレスは他モデルへ流用不可(ベゼルも専用設計)
- 重量感と仕上げの美しさで“所有の喜び”を最大化
参考:メタルブレスは付替え非対応の解説は「交換できる3種類のバンド」内に記載
- 初代デザインを忠実に再現
- ステンレス・チタンなど高級感ある素材
- Bluetooth搭載でスマホ連携可能
“原点と最新技術”を融合させた高級感ある究極のスクエア。
コレクションの頂点として人気が爆発しています。


3) 伝統の頂:GW-5000U(スクリューバック × 日本製の系譜)

- 5000系は概ね“高級仕様(スクリューバック/日本製)”が特徴。
初代DNAを最も真面目に継ぐ一本として通が推す定番 - 外観は質実剛健、裏側にこそ価値が宿る“わかる人の最高傑作”
参考:5000系の一般的特徴は「5000系と5600系」記事に整理

次点:DW-5600UE(コスパ最強のロングセラー)

- 1万円前後で手に入る安心価格圧倒的コスパ
- シンプルな液晶表示と無駄のないデザイン
- 映画『スピード』でキアヌ・リーブス着用モデルとして有名
(“スピード”として知られるDW-5600E系の現行アップデートがDW-5600UE)
「最初のG-SHOCK」として選ばれることも多いモデル。
「最初の1本」にも「普段使い」にも間違いなしの王道。
まさに“王道中の王道”の1本です。
“これぞG-SHOCK”という原点を感じたい人におすすめです。



結論:“実用面の最高傑作候補”はGW-M5610

エントリー機として5600E、高級機としてGMW-B5000も素晴らしい存在。
ですが、価格・機能・使いやすさの三拍子がそろった GW-M5610こそ“実用面の最高傑作候補” と断言できます。
- 1万円台で購入できる圧倒的コスパ
- 電波ソーラーで長期メンテ不要
- ビジネスにもカジュアルにも馴染むデザイン
この完成度の高さこそ「G-SHOCK最高傑作」にふさわしい理由です。
参考までに、G-SHOCKの開発者の伊部菊雄さんも、これぞ完成形としてインタビュー記事でずっと着用していたことでも知られています。

かんたん比較表(誰向け/長所/注意点)
候補 | こんな人に | 長所 | 注意点 |
---|---|---|---|
GW-M5610U | 初G-SHOCK/毎日ガシガシ使う/実用重視 | 薄い・軽い・電波ソーラー・コスパ | ベゼルは5610系。 5600系ベゼルと互換なし |
GMW-B5000D | 質感重視/一本で“格”を出したい | フルメタルの満足度/仕上げ | バンド/ベゼルは専用品で流用不可 |
GW-5000U | 伝統仕様/歴史と作り込みを重視する通向け | スクリューバック、日本製の系譜 | 見た目は地味め・価格はやや高め |
発売年表で見るスクエア型の進化
年 | モデル | 特徴 |
---|---|---|
1983年 | DW-5000C | 初代G-SHOCK誕生、スクエア型の原点 |
1996年 | DW-5600E | ロングセラー定番モデルに進化 |
2005年 | GW-5600 | 初の電波ソーラー搭載スクエア |
2009年/2010年 | GW-M5610 | マルチバンド6・薄型化で完成度UP |
2018年 | GMW-B5000 | フルメタル化&Bluetooth搭載 |
2021年 | GW-M5610U | ジュール刷新の現行“U” |
スクエア型は時代ごとに進化しながらも、デザインの原点は守り続けているのが特徴です。
レビュー数で見る人気モデル比較
(Amazonレビュー数・2025年時点の目安)
モデル | レビュー数 | 備考 |
---|---|---|
DW-5600E | 約4,000件 | コスパ最強でエントリー需要大 |
GW-M5610 | 約6,000件 | 電波ソーラーで満足度No.1 |
GMW-B5000 | 約3,000件 | 高価格帯でも熱狂的ファン多し |
レビュー数=売上と人気の指標。
やはりバランスの取れたGW-M5610が圧倒的に支持されています。
よくある質問
Q. 5000系と5600系、どっちが“上”?
A. 意味が2つあります。型番としての5000系は高級仕様が多く(スクリューバック/日本製)、一方でデザインの“5000系顔”は5600型番のモデルにも存在します。用語の前提を合わせましょう。
→ 解説:5000系と5600系の違い
Q. 5610系ベゼルの利点は?
A. 小ぶり・薄めでボタンが押しやすいと感じる人が多いです。日常の操作性で差が出ます。
→ 比較写真と寸法は:5600/5610の違い(比較とサイズ)
Q. バンド交換でおすすめは?
A. 汎用性はウレタン、快適性と見栄えのバランスはコンポジット、軽快さの極みはファインレジン。
→ 選び方:交換できる3種類のバンド
まとめ:あなたにとっての「最高傑作」を選ぼう
- 毎日ベスト:GW-M5610U
- 所有ベスト:GMW-B5000
- 通ベスト:GW-5000U
- 実用性と完成度で選ぶなら → GW-M5610U
- 高級感と所有欲を満たすなら → GMW-B5000D
G-SHOCKの最高傑作は、使う人のライフスタイルによって変わります。
普段使いか、長く付き合う相棒か、あるいは特別な1本か──。
「これだ」と思えるモデルこそ、あなたにとっての最高傑作です。
G-SHOCKの最高傑作は“あなたの使い方”で決まる。
日々の相棒に“実用の最高傑作(GW-M5610U)”
一本で魅せるなら“所有の最高傑作(GMW-B5000)”
伝統を手首に刻む“系譜の最高傑作(GW-5000U)”



【参考】個人的なアナログG-SHOCKの最高傑作
ちなみに、個人的にG-SHOCK”アナログ”の最高傑作はG-STEEL GST-W110(or GST-W310)と思っています。
【2代目が圧倒的人気】スーツにも合うG-STEEL特集 歴代モデルまとめ【GST-W110,GST-W310】


