「カジュアルすぎないG-SHOCKが欲しい」
──そんな声から人気を集めているのがG-STEEL(ジースチール)シリーズです。
G-SHOCKの耐衝撃構造をベースに、ステンレス素材を組み合わせることで、スーツにも似合う上品さをプラスしたシリーズ。
発売から数年経った今も、幅広い年代から支持されています。
この記事では、歴代G-STEELモデルの特徴と人気の理由をまとめました。
初代から最新モデルまで一気に振り返ります。
G-STEELの魅力=ビジネスでも使える高級感
- タフさ×上質感:ステンレス素材を採用し、アウトドアだけでなくビジネスシーンにもマッチ。
- レイヤーガード構造:樹脂とメタルを組み合わせることで、軽量性と強度を両立。
- 豊富なバリエーション:アナデジ・フルアナログ・Bluetooth搭載など、好みに合わせて選べる。
実際に手に取ると分かりますが、
ウブロやオーデマピゲのような高級時計にインスパイアされたデザイン
を3万円台で味わえるのが最大の魅力。
ビジネススーツにも、休日のカジュアルスタイルにも映える「万能感」は、他のG-SHOCKにはない強みです。
結論:2代目以外は人気がない
いきなり結論ですが、G-STEELは2代目以外は人気がありません。
2代目とはGST-W110のことです。

または、2代目のミドルサイズGST-W310を指します。

この2機種が圧倒的人気です。
SNSやブログでも「2代目こそ完成形」という声が多数。
特に「月日・曜日・秒数が同時に見られる安心感」と「高級感のあるデザイン」を評価する人が多いです。


Amazonのレビュー数から人気を推測

上記画像はAmazonのレビュー数の抜粋。
Amazonは今や世界一の市場なので、レビュー数が多い=かなり売れている、の参考にはなる。
上段の2代目、2代目(小)、3代目までの人気は良い=レビュー数が多い
だが、下段の以降の機種は散々たる結果。
つまり、G-STEELの人気は、2代目が頂点。
そして、2代目は現在も売られている現行機種。
レビュー内容も、実際に5年以上毎日使っても壊れない耐久性を評価する声も目立ちます。
お風呂や温泉にそのまま入っても問題なく動作したという体験談もあり、「普段用の一本」として長期的に信頼できる時計であることが伝わります。
歴代モデルと特徴
発売年は私が調べた結果だと次のとおり。
初代 GST-210(2015年発売)

ダサいとの評価であまり売れなかった
- G-STEELの始まりを告げたモデル。
- アナデジ表示+タフソーラー搭載。
- メタルの重厚感とカジュアルさを兼ね備え、「ビジネスでも使えるG-SHOCK」として発売。
圧倒的人気の2代目
2代目 GST-W110(2016年)
高級時計ライクな洗練デザインと実用性で一気に評価が爆上がり。

- 電波ソーラー搭載
- G-SHOCKの基本”月日・曜日・秒数”が全て確認出来るのが最高
- 某高級時計ウブロに似たデザインでビジネスマンや海外でも人気
- ステンレスバンドやレザーバンドモデルも登場し、大人向けデザインが定着
圧倒的一番人気。そして、現行機種でもあります。
2025年になってもカラバリモデルが発売されるなど、まだまだ現役です。

ちなみに、メタルバンドモデルも存在する。
さらに重くなるが、さらに目立たせたい人はぜひ挑戦してみてほしい。

機能面を整理すると以下の通りです。
- 電波ソーラー
- 200m防水
- アラーム5つ
- ストップウォッチ・タイマー
- ワールドタイム
- LEDライト
この多機能ぶりをアナデジで実現しているのが強み。
見た目は高級感がありながら、内部は完全にG-SHOCKの実用性を継承しています。
2代目(小) GST-W310(2017年)

- 電波ソーラー搭載
- 大人気のGST-W110の”少しだけ小さいモデル”
- G-SHOCKの基本”月日・曜日・秒数”が全て確認出来るのが最高
Amazonの評価数を見ると、GST-W110に肉薄するほどの人気を持つのがこちら”2代目のちょっと小さいモデル”。
さすがにGST-W110はデカすぎて存在感抜群すぎるので、
「少し控えめに高級感を味わいたい」「少し軽めがいい」「腕がちょっと細くて」
という多くの声に支えられての人気。
W110と機能は同等ながら、サイズが控えめで「スーツの袖に引っかからない」「軽くて日常使いしやすい」と評判。
女性や手首の細い人からも「これなら使える」と支持されています。


3代目 GST-B100(2017年)
フルアナログ派には支持されたが、液晶非搭載ゆえ好みが分かれる。

- Bluetooth搭載でスマホ連携可能
- フルアナログ仕様、クロノグラフ風デザイン
- 「大人のスポーツウォッチ」的なポジションで高評価
3代目は2代目より人気は劣るものの、4代目以降に比べるとかなり人気の機種。
“液晶表示がない”というのが好みの方も多い。人気の一因と思われる。
「プロペラのようなクロノ針がダサい」と言われる一方で、クロノグラフ風の重厚デザインに惹かれる人も多く、意外と愛用者は多いモデルです。

Bluetooth搭載モデル
以下は、少し人気が不足しているBluetooth搭載モデルを軽く紹介しておく。
B400以降の軽量・薄型化路線は「G-STEELらしさが薄まった」との声も多い。
GST-B200~300(2019年~2020年)


カーボンを売りにしたが、あまり売れなかった。
G-STEELなのに、黒いカーボンなのがいけなかったのだろうか。
GST-B400(2021年)

- 2代目に似たデザインに復帰
- 「薄くて軽いG-STEEL」として人気がある程度回復。
- 歴代最薄(12.9mm)を実現し、洗練されたデザインで、スーツにもベストマッチ

GST-B500(2023年)

せっかく回復してきたG-STEELだったが、再び下火に。
この機種は、人気の2100シリーズにあやかったのか、デザインが似すぎたと思う。
これなら普通に2100シリーズのフルメタルモデルを買う。


GST-600(2024年)

- 最もコンパクト&スリム
G‑STEEL中、最小かつ最薄。ケース厚はわずか11.3 mm、ケース径は約42 mmという非常に小型なサイズ感 - 再び2代目に似たデザインに戻し、若干人気回復
しかし、液晶で1つしか情報が読み取れないのは致命的と思われる。
2代目だけが人気な理由を分析してみる
2代目がなぜ人気なのか以下に推測しておく。
電波ソーラーで十分と思われている
Bluetooth付きのG-SHOCKはあまり売上が伸びない。
電波ソーラーで十分。
薄さ・小ささは求められていない
G-STEELを購入したい人は、薄さ・大きさは求めていない。
薄くしたり、軽くしたり、小さくしたりのスタイリッシュさはいらない。
月日・曜日・秒数の3要素の同時表示が求められている
これは結構重要だと思う。
G-SHOCKと言えば、時刻・月日・曜日・秒数がすべて把握出来るのが基本。

2代目GST-W110、2代目(小)GST-W310は3つ液晶が配置されており、この条件を満たしている。

最新のGST-B600ではデフォルトで月日しか確認できない。(設定で他の表示も出来る)
これは不満な方も多いのではないだろうか。

この3点がG-STEEL2代目が人気の理由と考える。
- 電波ソーラーで十分
- 薄さ・小ささは求められていない
- 月日・曜日・秒数の3要素の同時表示が求められている
「王道の迫力と実用性を兼ね備えた2代目」が、ビジネスパーソンや時計好きから長く選ばれている理由だと思う。
まとめ
G-STEELは「タフなG-SHOCKが欲しいけど、カジュアルすぎるのは嫌」という人にピッタリなシリーズ。
ビジネスでもカジュアルでも使える万能モデルとしておすすめ。
だが、2代目以外は人気がない。
最後に一言でまとめるなら──
「迷ったら2代目(W110かW310)。これがG-STEELの完成形」。
特にW110は大きな存在感を求める人に、W310は日常的に使いやすい万能機としておすすめです。
「手が大きめ」「とにかく目立つ大きなものが欲しい」人は、GST-W110。


「目立つのはほどほどで良い」「少し軽い方がいい」人は、GST-W310を購入すれば幸せになれるだろう。

