2025年11月発売の注目作「GW-BX5600-1JF」を徹底レビューします。
結論から言えば、
これは5600シリーズの“正統進化の最終形”です。
デザイン・視認性・機能性のすべてが1段階アップし、日常使いにおいての満足度が非常に高い一本です。
この記事では、人気モデル“GW-M5610U”や“DW-5600UE”と比較しつつ、
「なぜGW-BX5600-1JFが2025年の本命モデルなのか?」
を詳しく解説していきます。
◆ GW-BX5600-1JFとは?

5600シリーズ初期から受け継がれる“原点の角型デザイン”をベースに、
最新のG-SHOCK技術を詰め込んだ 5600シリーズの進化版 です。
特に注目すべきは以下。
- MIP液晶を搭載(5600シリーズ初)
- Bluetoothによる自動時刻同期
- 視認性・操作性の改善
- 軽量樹脂モデルのまま、上位性能へ
- 現行ラインナップの中では、5600デザインで最も機能が盛られたモデル
“普段使い最強の5600”と言われても違和感がないほど、構造面のブラッシュアップが多いモデルです。
5600シリーズファンにはたまらない!ついに全機能搭載型の機種が登場!
今までは、
- 5600シリーズ=電池モデル
- 5610シリーズ=電波ソーラー
- 5000シリーズ=フラッグシップモデル
という暗黙の秩序がありました。
まず、5600シリーズの代表は、DW-5600E

続いて、5610シリーズの代表はGW-M5610

さらに、5000シリーズの代表はGMW-B5000D

今まで5600デザインが好きなファンはちょっとだけ煮え湯を飲まされているような気分でした。
5600デザインもかなりカッコいいのに・・・。
しかし!今回発売されたGW-BX5600は、
5600デザインのまま最新技術(電波ソーラー、Bluetooth、MIP液晶)が全部入り
という、5600ファンが長年待ちに待った機種なのです!

この「5600デザインのまま最新機能」というのは個人的にはとっても嬉しいポイントです。
5600系のファンにとっては待ちに待った機種と言えるでしょう。
◆ デザイン|原点の形そのままに“現代的な精密さ”が増した


GW-BX5600-1JFは、
初代DW-5600の無骨さと、現行モデルのシャープな仕上げを融合させています。
▶ 無駄のない角型デザイン
5600シリーズらしいスクエア型は健在。
しかしよく見ると、
- ベゼルのエッジ処理
- 文字盤フレームの立体感
- サイドのエラストマー仕上げ
などが絶妙に洗練されており、従来5600より情報量が多いのにスッキリ見えるのが特徴。
▶ 夜と昼で変わる“表情”
MIP液晶は屋外光で美しく発色し、屋内では落ち着いた黒でクールに見える。
使うシーンによって印象が変わるので、飽きずに長く使えるのも魅力です。
◆ 視認性|5600最大の弱点「見づらい」をついに克服
5600シリーズの弱点は “液晶が暗い/角度に弱い” という点。
しかし今回は…
✔ MIP液晶で視認性が段違い
MIP液晶は、直射日光下や斜めからでも見やすい“高精細液晶”で、従来の液晶と比べて視認性が大きく向上したのが特徴です。
- 太陽光下でくっきり表示
- 横からでも読み取れる
- 情報量が多くても視認性維持
- タイマー・ワールドタイムが見やすい
“5600シリーズなのに、ここまで見やすいのか…”と驚かされます。
例えば、この写真はカシオ公式ホームページから持ってきた、同じMIP液晶を使用しているGMW-BZ5000D-1の画像。

👆️この角度でも液晶を見ることができます。
対して、私が所有している反転液晶のG-SHOCKでは・・・

👆️読むことが出来ません・・・。反転液晶の敬遠される点です。
でも、MIP液晶なら、ハッキリ見ることができます。
今回は、反転液晶を購入しても後悔しないでしょう!

✔ フォント切替(2種類)

- 標準フォント:シャープで現代的
- クラシックフォント:レトロな7セグ表示で角型に似合う
5600好きはクラシックフォントを選ぶ方が多い印象です。

「7セグ表示」とは、古典的なデジタル時計や電卓で使われてきた
“7本の直線パーツを組み合わせて数字を表示するフォント”のことです。
角ばった表示になるため、
G-SHOCKのクラシックな“角型デジタル”との相性が抜群で、
レトロ感・無骨さ・視認性の高さが特徴です。
一方、新フォント(スタンダード)は、
より丸みがあり近代的で、視認性も高いスムーズな数字になります。
“初代G-SHOCKっぽさ”を求めるなら7セグ、
未来感を出したいなら新フォント、という選び方がおすすめです。
◆ 機能性|文句なしの「全部入り」
GW-BX5600-1JFは“ミドルクラスではなく準フラッグシップ”の扱いです。
- Bluetooth自動同期(スマホが近くにあれば時刻がズレない)
- マルチバンド6(電波受信)
- タフソーラー(電池切れの心配なし)
- アラーム / タイマー / ストップウォッチ / ワールドタイム
- LEDバックライト(控えめで見やすい)
特にバックライトは、
GW-M5610Uよりも落ち着いた明るさで目に優しいため、夜間の使用で疲れにくいのは好印象です。
◆ 軽さと着け心地|毎日使う人に最適化されたモデル
5600の魅力は“軽さ”ですが、今回もその良さは健在。
- 樹脂ベゼル
- 樹脂バンド
- メタルモデルより圧倒的に軽い
長時間の装着でもストレスが少なく、
仕事・運動・睡眠時まで付けっぱなしにできる万能感があります。
また、裏蓋の処理が滑らかになり、肌当たりが非常に良いのもポイント。
もともと5600系用として販売されているコンポジットバンドの一部は、GW-BX5600にも流用可能とショップ側が追記しています。
三つ折れバンドの方が使いやすいという方は購入してみるのもよいでしょう。
見た目も着け心地もガラッと変わります。
純正バンドに飽きたときのカスタム候補として要チェックです。
◆ どんな人におすすめ?
✔ 普段使いのG-SHOCKを1本だけ選びたい
→ GW-BX5600-1JFがベスト。
✔ 5600シリーズの“弱点改善モデル”が欲しい
→ 視認性と操作性の進化が大きい。
✔ 電波ソーラー+Bluetoothの全部入りが欲しい
→ メンテ不要で長期的に便利。
✔ フルメタルは重いから樹脂モデルがいい
→ BX5600の軽さは圧倒的なアドバンテージ。
✔ 仕事でも私服でも使える1本が欲しい
→ MIP液晶の落ち着いたデザインは場面を選びません。
◆ まとめ|5600シリーズの“最終形”。買って後悔しない一本
GW-BX5600-1JFは、
5600シリーズの伝統を守りつつ、現代的にアップデートされた“理想の角型G-SHOCK”です。
- デザインの完成度
- 視認性の進化
- 電波ソーラー+Bluetoothの安心感
- 軽くて疲れない
- 万人に似合う角型の普遍性
どれを取っても完成度が高く、
5600シリーズを選ぶなら 2025年はこのモデルが最有力候補です。





