四角いG-SHOCKを長く愛用してきた方ほど、じわじわ気になってくるのが「G-SQUAD」シリーズ。
トレーニングに特化したG-SHOCKで、所有することであなたの筋トレやランニングに革命を起こします。
これまで私自身も角型中心にレビューしてきましたが、読者の方から「G-SQUADはどれを選べばいい?」という問い合わせをいただくようになりました。
そこで今回、G-SQUADの歴代モデルを徹底的に調べてまとめてみました。
結論から言えば、初めて選ぶなら「GBD-200シリーズ」が最適解です。
薄くて軽く、スマホ連携も強く、2025年でも安定した人気を誇る“完成度の高い一本”。
本記事を読めば、あなたに合う“後悔しないG-SQUAD”が必ず見つかります。
G-SQUADとは?シリーズ全体の特徴
G-SQUADは、フィットネス・スポーツ向け機能を強化したG-SHOCKの派生シリーズです。
- ランニング・ウォーキング計測
- 歩数・タイム計測
- スマホ連携(Bluetooth)
- 通知機能
- 通常のG-SHOCKより軽量
- 普段使いしやすいデザイン
耐久性はG-SHOCKそのままに、スポーツ向けの利便性を加えたラインという位置づけです。
本家G-SHOCK本体にもMIP液晶モデルが本格的に登場しましたが、以前からMIP液晶を採用していたのがG-SQUADになります。


G-SQUADの歴史|初代から最新モデルまで
G-SQUADは歴史こそ浅いものの、年ごとの進化がとても分かりやすいシリーズです。
ここでは発売年をすべて正確に確認したうえで、流れに沿って紹介します。
■ 2018年:GBA-800(G-SQUAD誕生モデル)

- 2018年2月発売
- 初の“G-SQUAD”ブランドとして登場
- 3軸加速度センサー+Bluetooth連携
- 歩数・運動ログを専用アプリで記録
- アナデジで見やすく、カラバリも豊富
G-SQUADがここからスタートしました。
■ 2018年:GBD-800(小型デジタル強化)

- 2018年9月〜10月発売
- GBA-800の後継ポジションのデジタルモデル
- 高い視認性/タイム計測強化
- ランナーから支持を集めたシリーズ
■ 2020年:GBD-100(ランニング中核モデル)

- 2020年5月発売
- MIP液晶採用で視認性が段違いに向上
- スマホGPS連携で距離・ペース管理が可能
- ランナー向けの機能が一気に充実
G-SQUADの“ランニングモデルの柱”はこのGBD-100で固まりました。
なお、GBD-100は現行モデルとして販売が継続されています。
■ 2020年:GBD-H1000(本格GPS+心拍センサー)

- 2020年5月発売
- GPS/心拍計/複数センサー搭載
- ランニングウォッチとG-SHOCKの融合
- 長距離ランナー御用達モデル
この機種から、G-SQUADは本格スポーツラインとして確立します。
■ 2021年:GBD-200(角型×薄型の革命モデル)

- 2021年7月発売
- G-SQUAD初の”角型”
- 厚さ約15mm、重量約58gの軽量化
- スマホ連携も強化
- 日常使いしやすいデザイン
四角いG-SHOCKファンとの親和性が高く、スポーツ機能を融合させた、G-SQUADの代表作です。
■ 2023年:GBD-H2000(H1000後継のフラッグシップ)

- 2023年3月発売
- H1000より約38%軽量化
- GPS+6センサー
- トレーニング分析(POLARアルゴリズム)
- マルチスポーツ機能を大幅強化
G-SQUADの“本格機ラインの完成形”がこのH2000です。
■ 2024年:GBD-300(最新の“薄型丸型”G-SQUAD)

- 2024年発売
- シリーズで最もスリムな丸型デザイン
- MIP液晶で視認性が高い
- タイム計測・歩数・スマホ連携
- ワークアウト特化の新世代ベーシックモデル
GBD-200の角型路線と、Hシリーズほどではない本格さの中間に位置する“ちょうどいい丸型”です。
なぜGBD-200が“G-SQUADの正解”なのか?
G-SQUADの中でもGBD-200が突出して人気なのは、理由がはっきりしています。
① G-SHOCKらしい角型×スポーツの独自デザイン


四角系G好きには絶対刺さる外装で、普段使いも運動も両立。
② 薄くて軽い(厚さ15mm/58g)

一般的なG-SHOCKより圧倒的に軽量です。
長時間つけてもストレスがありません。
③ スマホ連携(歩数・タイム・通知)


- 歩数
- タイム計測記録
- カロリー推定
- 電話・通知表示
“普段のログを全部取れるG-SHOCK”という印象。
④ 価格が手頃(2万円前後)
スポーツ向け機能を備えながら、
角型好きにとっては“圧倒的コスパ”が嬉しいです。
⑤ カラーバリエーションが豊富
黒・赤・ネイビー・イエローなど、用途に合わせて最適な1色が選べます。
GBD-200シリーズ|主要モデル紹介
ここからは、読者が最も購入を検討しやすい
GBD-200の主要カラーを紹介します。
この章は写真の力が最も活きるパートです。
■ GBD-200-1(ブラック)
最も売れている定番。迷ったらこれ。

■ GBD-200-1A1(ブラック)

通常機種だと、機種名の末尾が「1A1」はオールブラックモデルが多いのですが、GBD-200においては逆に通常液晶モデルです。
分かってくると面白いポイントですね。

■ GBD-200-9(イエロー)
スポーティ感の強い差し色カラー。

■ GBD-200-2(ネイビー)
落ち着いた印象で普段使いしやすい万能カラー。

【画像:GBD-200-2】
実は5600シリーズと融合したDW-H5600-1も存在する

DW-H5600シリーズは、5600の角型デザインに
G-SQUADのスポーツ機能(光学心拍・ワークアウト機能)を追加した特別モデルです。
5600好きなら、GBD-200と並んで“候補に入れるべき1本”です。
GBD-200 vs GBD-H2000 vs GBD-300(比較して選びたい方向け)
| モデル | デザイン | 主な機能 | 重量 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| GBD-200 | 角型 | 歩数・通知・タイム・スマホ連携 | とても軽い | 普段使い+軽い運動 |
| GBD-H2000 | 大型丸型 | ラン向け機能充実 | やや重い | デカG派 本格スポーツ |
| GBD-300 | 丸型 | 歩数・通知・タイム・スマホ連携 | 軽い | ラン・筋トレ・普段使い |
角型好きならGBD-200
最新丸型ならGBD-300
本格派ならH2000
という棲み分けが明確です。
本格機が欲しいならGBD-H2000

GBD-H2000はGPS機能付きのハイエンドモデルです。
- GPS
- 心拍
- 6センサー
- トレーニング分析
- ロングラン対応
ただし価格帯は3〜4万円台と、少しお高めなので、
「普段使い中心」ならGBD-200の方が圧倒的に適切です。
G-SQUADの選び方(初心者向け)
■ 運動量で選ぶ
- 普段の歩き・軽い運動 → GBD-200 / GBD-300
- 筋トレ中心 → GBD-300
- 角型G-SHOCK派 → GBD-200
- 5600好き × スポーツ → DW-H5600
- 本格的に走る → GBD-H2000
■ 価格で選ぶ
- 1万円台 → GBD-200 / 300
- 3〜4万円台 → GBD-H2000 / DW-H5600
■ デザインで選ぶ
- 角型 → GBD-200 / DW-H5600
- 丸型 → GBD-300 / H2000
【結論】迷ったら“GBD-200-1”を選べば後悔しない
G-SQUADはどのモデルも優秀ですが、
最もバランスがよく万人向けなのはGBD-200シリーズです。
- 普段使いしやすい
- 運動時も邪魔にならない
- 軽くて快適
- 価格が手頃
- 長く使えるシンプルデザイン
“初めてのスポーツ向けG-SHOCK”として最適の1本です。
まとめ
G-SQUADは、G-SHOCKのタフさとスポーツ向けの利便性を両立したシリーズです。
歴代モデルを正確に追うと、
- 2018年:G-SQUAD誕生
- 2020年:ランニング特化の完成度が向上
- 2021年:角型GBD-200誕生で大ヒット
- 2023年:本格機H2000で成熟
という進化の流れが明確に見えます。
初めて選ぶなら、GBD-200-1を強くおすすめします。
軽さ・扱いやすさ・価格・デザインのすべてが揃った、後悔しない一本です。





