G-SHOCKには「勝ち組」が存在します。
それが、“U”の称号を得たG-SHOCK。
- 型番に”U”が入った機種は、数少ないリニューアルされた機種
- 形は変更されず中身がアップデート
- 「発売から長年経過している」「超ベストセラー」の証
今回の記事は、そんな”U”が型番に入った機種の特集です。
“U”が型番に追加された機種は勝ち組
型番に「U」が追加されたG-SHOCK。
それは発売から長い年月を経て売れ続けるG-SHOCKの証。
いわゆる「リニューアルされた機種」の意味なのですが、G-SHOCKの機種の中でリニューアルされる機種は非常に稀です。
新機種が次々と発売されるG-SHOCKにおいて、販売され続ける&リニューアルされることはとてもめずらしいことなのです。
特徴としては、
「発売から長い年月が経過している」
「売上が絶大である」
という点が上げられます。
G-SHOCKの完成形:電波ソーラーGW-M5610U

“U”の称号が入った初めてのG-SHOCKは、2021発売のGW-M5610Uです。
この機種はかつて”GW-M5600からGW-M5610へリニューアルされた”とても経緯を持つ、偉大な機種で、2回目のリニューアルでした。
- 前身:GW-M5600(2008年発売)
- 1度目のリニューアル:GW-M5610(2012年発売)
- “U”化で2度目のリニューアル:GW-M5610U(2021年発売)
また、G-SHOCKの開発者伊部菊雄さんが「これが完成形」とインタビューでずっと着用していたのも印象的です。
伊部氏は、「G-SHOCKを生んだ伊部氏が選ぶ、印象深い“歴代G-SHOCK”トップ5(URL)」というインタビュー記事の中でこの機種について、
「壊れにくい、止まらない、狂わない、という三拍子が揃っているからです。
いま、とても便利に愛用しています」
と述べています。
「初代カラー」&「電波ソーラー」で、G-SHOCK開発当初の目標「トリプル10」(10mからの落下に耐える強度・10気圧の防水性・10年間の電池寿命)を完全に達成した機種です。
まさにこの機種は「G-SHOCKの完成形」と言えるでしょう。



快適な3つ折れバンド:GW-M5610UBC

続いては三つ折れバンドをおすすめするならコレ!のGW-M5610UBCです。
このモデルは三つ折れバンドが付いているのがいいんです!

これがとても快適。夏でも付けられます。

- 前身:GW-M5600BC(2008年発売)
- 1度目のリニューアル:GW-M5610BC(2012年発売)
- “U”化で2度目のリニューアル:GW-M5610UBC(2021年発売)

初登場時、店頭のガラスケースの中で見た時に「このバンド、かっこいい・・・!」と思ったのを今でも思い出します。
私はこのバンドを改造して取り付けています。

バンドだけ単品で購入も可能です。


日本産・スクリューバック:GW-5000U

続いて紹介するのは、「日本製・スクリューバック」の機種です。
この機種はいわゆる5000系の機種です。
👉️【徹底解説】5000系と5600系の違い|おすすめモデルと選び方│四角いG-SHOCKの基本
5000系最大の特徴は「スクリューバック」です。

実は機能的にはGW-M5610Uと変わりません。
むしろスクリューバック採用のため重かったりします(パネルバック53g→スクリューバック74g)
重さを感じられることが、隠れた高級感です。

- リニューアル前:GW-5000E:発売年2009年
- リニューアル後:GW-5000U:発売年2021年

孤高の存在:G-5600UE

孤高の存在、G-5600UEです。
この機種のめずらしいところは「ソーラーが付いているのに、電波時計が付いていない」という点です。
G-SHOCKのランキングを見ていると、どうやら海外でかなり人気なようです。
電波時計は使えない国も多いですし、必要ないのかもしれません。
実は現行機種で型番に”G-“が現行で使われているのはこの機種だけです。
そういった意味でも貴重な機種になります。
誰とも被らない希少な機種が欲しい方はぜひ。
- リニューアル前:G-5600E:発売年2009年
- リニューアル後:G-5600UE:発売年2021年


超ロングセラー、当然の”U”:DW-5600UE

DW-5600Eは、「電池型G-SHOCKの完成形」です。
現行機種で一番シンプル、かつ、一番安価に手に入る機種です。
私も「一番最初に購入した機種」はDW-5600でした。

そんなDW-5600E。リニューアルしてDW-5600UEが発売されるのは当然です。
「FOX FIRE」の文字が無くなってしまったのは残念ですが、LED化したので仕方がないところです。
- リニューアル前:DW-5600E:発売年1996年
- リニューアル後:DW-5600UE:発売年2023年


5600はこのカラー!が良かったのですが、2025年には初代カラーのDW-5600RLも発売されました。



まさかの爆売れ2025年売上1位:DW-5600UBB

- リニューアル前:DW-5600BB:発売年2012年
- リニューアル後:DW-5600UBB:発売年2023年
盤面まで真っ黒なカッコいいG-SHOCK。それがDW-5600UBBです。
何度見ても、G-SHOCKの中では異色を放つ盤面だと思います。
このDW-5600UBB、なんと2025年の売上ランキングで1位を獲得しています。

発売されて10年以上経過しても1位の売上なのはうれしいことです。
異色を放ちながら売上1位。あなたもぜひ手にとってみてください。


このG-SHOCKには、腕の細い方や女性向けの少し小さいバージョンも発売されています。

高い質感で当然の帰結:GM-5600U

このシリーズ、歴史も長く人気です。

前身のGM-5600は、フルメタルのGMW-B5000Dの後に発売されました。


「フルメタル」と「樹脂」の間を狙った、絶妙な機種としてにんきをはくす「フルメタル」と「樹脂」の間を狙った絶妙な機種として人気を博しています。
- リニューアル前:DW-5600E:発売年1996年
- リニューアル後:DW-5600UE:発売年2023年

なお、色違いモデルとして、オールブラックのGM-5600UBと、ゴールドのGM-5600UGもあります。




以上、”U”の冠が課せられた、大ベストセラーG-SHOCK達の紹介でした!