どの時計よりも『四角いG-SHOCK』が好きです。
今回ご紹介するのは、私がとても大好きな機種になります!
- G-SHOCKにしか見えないけど、なんとG-SHOCKではない
- 知る人ぞ知る機種、今までは逆輸入しか入手方法がなかった
- ついに正式に日本発売!
あまりに「四角いG-SHOCK」な「チープカシオ」
これが、W-218H-1B

チープカシオことカシオスタンダード、W-218H-1になります。
この時計、なんとG-SHOCKではありません!
日本国内発売が待ち望まれていた機種
実はこのサイトで紹介するのは初めてではありません。
以前にも次の記事で紹介しています。


今回再度紹介する理由ですが、大きな変更点があったからです。何が変わったのか?
それは、
「今までは海外製品で逆輸入しか方法がなかった」
ですが、
「日本で正式発売されたので、手に入りやすくなった!」
のです。
(とは言ってもカシオのホームページを見れば分かりますが「WEB限定」発売です)
実は、四角いG-SHOCKマニアにとってはたまらない逸品
G-SHOCKには日本未発売の機種があります。
その1つがDW-5300です。
画像がカシオのサイトにあれば引用しようと思ったのですが、個人サイトにしかないのでGoogleで「G-SHOCK DW-5300」と画像検索した結果画面がこちらです。

W-218Hと似てますよね!
W-218Hはこの幻の機種、DW-5300をモチーフにしたモデルなのです。
私はこのDW-5300を本で見たことがありました。当時とても欲しかったです。
当時は映画ミッションインポッシブルの中で使われ腕時計なのではと思われていたりしたこともありました(実際には別モデルらしい)
W-218Hはベゼルが平面になっていますが、特徴的な8つのビズ風模様と、4つの溝が採用されており、ぱっと見はDW-5300に見間違えるくらい、つまり、G-SHOCKに見えます。
G-SHOCKファンにとっては、チープカシオとはいえこのデザインが復活したことは喜びでした。
しかし、長い間、このW-218Hも現在のところ日本未発売で、逆輸入でしか手に入れられませんでした。
DW-5300が日本未発売なので、思い入れある人は少ないので長い間日本未発売だったのかもしれません。
バンドはちょっと残念 G-SHOCKのバンドに交換はできる?
ここまでG-SHOCKだと、残念なのはバンドです。
バンドは薄くてどうにも頼りない。

なんだか薄くてペラペラです。頼りない。
これはこれで軽くて付けやすくて、悪くはないのですが。
では、G-SHOCKのメタルコアバンドやファインレジンバンドは取り付けられないか・・・?
結論から言うと、取り付けられますがひと工夫必要です。
実際にG-SHOCKのベルトに交換してみた!
ここからは個人的に使用しているバンド交換を写真とともにお見せします。
(なお、写真は日本未発売のW-218H-4B2/オレンジ色です。)
カシオスタンダードと、G-SHOCKのバンド幅
G-SHOCKとカシオコレクションでは、バンド付け根の幅が違います。
チープカシオは、18mm
G-SHOCKは、16mm
G-SHOCKの方がゴツいのに小さいんですね。
というわけで、G-SHOCKのバンドをそのまま付けてしまうと・・・


隙間ができて、時計の「バネ棒」が見えてしまいとてもかっこ悪いです。
このため、付けるにはひと工夫必要です。
付けるにはどうしたらいいか
用意するものは「丈夫なゴム管」です。
配線等に使われている管がいいと思います

こんな感じのゴム管です。これを1mmくらいで切り4つ用意します。
あまり見えないのでそんなに切断面のキレイさは気にしなくていいです。
これを挟んで付けた結果がこちら。

デザイン上は少し違和感ありますが使用感は良好です。
わざわざ高いG-SHOCK(この場合はGW-B5600BCを購入)して、なぜ安い本体を付けるんだという声は聞こえてきそうですが、そこはこだわりです。
この方法は2本分の腕時計を購入する必要があることから、お金もかかりますし、見た目は少し違和感が出てしまいますので、万人におすすめはしません。

日々使っていますが、使用感は良好です。
一見して夢にまで見た憧れのDW-5300 G-SHOCK。
そして、バンドは付け心地最高のファインレジンバンド。
実用度は最高です。
こんな変わったことも可能
私はオレンジ好きなのですが、こんなことも可能です。

左が「ファインレジンバンド(GW-B5600BC付属)を装着した改造W-218H-4B2」
右が「メタルコアバンド(GW-M5610BC付属)を装着した改造GW-M5600」
になります。どちらも使い心地最高です。
交換できる5000/5600系バンドは、主なものは3種類あります。

このうち、通常バンド・メタルコアバンド(コンポジットバンド)はCASIO純正がネット通販で購入できます。
上記の写真で紹介したファインレジンバンドはネット通販では見当たらず購入できないようです。
手に入れるなら、もう一つG-SHOCK(GW-B5600BCなど)を購入し外して使用するしかないようです。
こちらが純正の通常バンド
メタルコアバンドはこちらです。
入れ替えるにはちょっとコツが必要ですが、「バネ棒外し」があれば可能でしょう。
今回日本で発売されたのは3機種 他にもオススメ機種あり!
今回日本で発売されたのは3色になります。
なお、海外では他にもバリエーションがあり、Amazonや楽天で購入できるいろいろな機種がありますので、おすすめをご紹介しておきます。
日本正式発売の3機種
日本で正式発売されたのは次の3機種になります。



海外発売でおすすめの機種
ここからは、海外発売機種でネット通販で手に入るおすすめ機種を紹介しておきます。
まずは、先程改造で紹介したオレンジ色のW-218H-4B2V。

そして、ジェネリックフルメタルこと、W-218HD-1AVです。
一見するとフルメタルG-SHOCKに見えるところが良い点です。

「幻のモデルDW-5300がもしGMW-B5000Dのようにフルメタル化していたら・・・」という夢が叶った機種でもあります。
(実際にはフルメタルではありませんので、ベゼル部分は塗装です)

ぱっと見はにていますが、下記を見てもらえば分かる通り、価格は10倍以上の差があります。
なお、W-218HはG-SHOCKと異なり、ベゼルのでっぱりがありません。
そのため、画面が傷つきやすいので、傷が付くのが気になる方は保護フィルムを貼ると良いでしょう。
特徴
特徴は特にありませんが、カシオの時計では当たり前の防水機能付きです。
G-SHOCKのようにものすごく丈夫な訳ではないでしょうが、カシオの時計は丈夫です。
数メートルくらいなら落としても壊れません。(キズは入ってしまいますが。)
・ストップウォッチやアラーム1つ、ライトも付いています。
・また、電池が7年と長持ちするのも特長です。
・電子時計などは付いていません
(CASIOの時計は比較的ズレも少ないので、月に一度調整すれば充分に使用出来ます。)
なお、ボタンを押した時の電子音の消音機能は付いていません。
著者は、消音機能を改造で消去して使用しています。
(と言っても難しい改造ではありません。本体内の小さいバネと裏蓋の間に小さなテープを貼るだけです。)

まとめ
この時計をオススメする方は、
- G-SHOCKはやっぱり高い、でも、安く四角いG-SHOCK気分を味わいたい
- DW-5300のG-SHOCKに憧れがある、もしくは、懐かしみがある方
という感じです。
または、この機種ならば安いので、
- 高いG-SHOCKに傷を付けたくない!という方が普段遣いで使う
のも良いと思います。
(G-SHOCKなのに傷を付けたくないというのも間違っている気がしますが、気持ちは分かります。)
また、ひと工夫すればG-SHOCKのバンドも使えないこともないです。
W-218Hは、G-SHOCKに比べるとかなり安いですし、ぜひ購入してみてはどうでしょうか。
おすすめです。
スペック
機種名 | W-218H |
サイズ(縦×横×厚さ) | 44.4 × 43.2 × 10.8 mm |
重さ | 37 g |
バンド素材 | ウレタン |
ベゼル素材 | ウレタン |
特徴 | 5気圧防水 |