女優・モデルとして活躍する本田翼さん。
そのInstagramに登場した腕時計が、カシオの時計好きとして気になりました。
シルバーのメタルバンドに、黒い文字盤。昔ながらのレトロなデザインが魅力的な、カシオのデジタル腕時計です。
いわゆる「チープカシオ(チプカシ)」と呼ばれる時計のようですが、いったいどのモデルなのでしょうか。
ネット上では、A158WEA-1、A168WGG-1A、LA680WAなど、いくつかのモデルが候補に挙がっています。
しかし、よく見ると、それぞれ微妙に形状が違います。
そこで今回は、本田翼さんのInstagramに投稿された写真をもとに、ケースやベルトの形状を比較し、着用モデルを検証してみたいと思います。
先に結論をお伝えすると、最も可能性が高いのは「A158WEA-1」です。
ただし、気になる点もあります。
それは、文字盤のデザイン。
写真では液晶の周囲に枠があるように見え、A168WGG-1Aの文字盤にも似ているのです。
そのため、現時点では型番を断定できません。
では、順番に比較してみましょう。
※本記事は公開写真から時計の形状を比較したものであり、本田翼さん本人やカシオが着用モデルを公表したことを示すものではありません。
本田翼さんのInstagramに登場したチープカシオ
まずは、こちらの写真をご覧ください。
投稿には時計が写った写真が3枚あります。
手首に着けられているのは、シルバーのデジタル腕時計。
黒い文字盤に、シルバーのケースとメタルバンド。
G-SHOCKのような大きくて存在感のある時計ではなく、薄くてコンパクトなデザインです。
こうした飾らない時計を、普段のファッションにさりげなく合わせているところが素敵ですね。
さて、この時計。
一見すると、カシオの定番モデル「A158WEA-1」によく似ています。
しかし、写真を拡大してみると、少し気になる部分がありました。
それが、次の3点です。
- ケースとベルトの接合部分
- メタルバンドのコマの形状
- 液晶の周囲に見える枠
この3点を中心に検証します。
候補① CASIO A158WEA-1|最も可能性が高いモデル

最初に紹介するのは、カシオの定番デジタル時計「A158WEA-1」です。
シルバーのケースとメタルバンド、黒を基調とした文字盤が特徴。
長年愛されている、チープカシオを代表するモデルのひとつです。
このA158WEA-1が最有力と考える理由は、ケースとベルトの接合部分がよく似ていることです。
ケースから伸びる2本の脚に注目
この部分です。

腕時計のケースから伸びて、ベルトを取り付ける部分を「ラグ」と呼びます。
本田翼さんの写真を見ると、ケースの両側から脚のような部分が伸び、その間にメタルバンドの端が収まっているように見えます。
分かりやすく線を引くとこのようになります。

この形状が、A158WEA-1によく似ているのです。

時計の正面デザインは似ていても、ケースとベルトの接合部分には、モデルごとの違いがあります。
今回の写真では、この部分が重要な判断材料になりました。
ベルトの形状もA158によく似ている
もうひとつ注目したいのが、メタルバンドです。

本田翼さんの時計には、細かな縦方向の分割が並んだメタルバンドが使われています。
この形状もA158WEA-1のバンドとよく似ています。

もちろん、A168などにも似た構造のメタルバンドがあります。
そのため、ベルトだけでA158と断定することはできません。
しかし、ケースのラグ形状と組み合わせて考えると、A158WEA-1の可能性が高いように思います。
候補② CASIO A168WGG-1A|文字盤はこちらに似ている?
次に気になったのが「A168WGG-1A」です。

A168シリーズも、カシオを代表するレトロなデジタル時計。
A158と似た雰囲気ですが、ケースや文字盤のデザインには違いがあります。
今回、A168WGG-1Aを候補に挙げた理由は、文字盤の液晶周囲に見える枠です。
写真では液晶の周囲に枠があるように見える

本田翼さんの時計を拡大してみると、黒い文字盤の内側に、もうひとつ四角い枠があるように見えます。
この印象が、A168WGG-1Aの文字盤に似ているのです。

一方、A158WEA-1の文字盤は、液晶周囲のデザインが異なります。

もし写真に写っている枠が実際の文字盤デザインであれば、A158WEA-1以外のモデルである可能性も考えられます。
ただし、ここには注意が必要です。
写真は解像度が高いものではなく、液晶部分も暗く写っています。
光の反射や撮影角度、画像の圧縮などによって、本来の文字盤とは異なる見え方になっている可能性があります。
写真の角度の関係で、液晶のフチの部分が枠に見えているのかもしれません。
そのため、「枠があるように見える」というだけでA168WGG-1Aと断定することもできません。
ただし、ケースとベルトの接合部分が気になる
文字盤はA168WGG-1Aに似ていますが、ケースとベルトの接合部分まで含めると、A158WEA-1のほうが近い印象です。

ベルトとの結合部に分かりやすく線を引いてみました。

ベルトとの結合部には、やはり脚があります。
これに対して、A168WGG-1Aは、A158と異なり、ラグが目立たない直線的な形状になっています。

この判定からは、A168ではないのではないか、と判断できます。
文字盤とベルト結合部、どちらを重視するかによって、判断が変わってきます。
私は、写真の写り方によって印象が変わりやすい文字盤よりも、ケースやラグの形状を重視したいと考えています。
そのため、A168WGG-1Aは候補として残しつつも、A158WEA-1を最有力と判断しました。
候補③ CASIO LA680WA|ベルトの形状が異なる

もうひとつ候補として名前が挙がっているのが、LA680WAシリーズです。
こちらも、シルバーのケースとメタルバンドを組み合わせた、レトロなデジタル時計。
コンパクトなサイズ感が魅力のモデルです。
黒いデジタル文字盤、灰色の枠、メタルバンドと、一見して条件をすべて満たしているようにも見えます。
しかし、今回の写真と比較すると、違いが見えてきます。
ベルトのコマの形状が一致しない
LA680WAのベルトは、A158やA168とは異なるコマのデザインになっています。

一方、本田翼さんの写真に写っているベルトは、A158・A168系の形状に近く見えます。


どうでしょうか。
この違いは、文字盤の見え方よりも比較しやすい部分です。
もちろん、写真だけで完全に除外することはできません。
しかし、少なくとも今回比較した候補の中では、LA680WAの可能性は低いと考えています。
3シリーズを比較|結局どれが一番似ている?
ここまでの検証を整理してみます。
| 比較項目 | A158WEA-1 | A168WGG-1A | LA680WA |
|---|---|---|---|
| ケース全体の形状 | よく似ている | 似ている部分もある | やや異なる |
| ラグの形状 | 最も近い印象 | 違いが気になる | 違いがある |
| メタルバンド | よく似ている | よく似ている | 形状が異なる |
| 文字盤の印象 | 枠の見え方が気になる | 枠が似ている | 判断しにくい |
| 総合判断 | 最有力 | 次点 | 可能性は低め |
※比較は公開写真の目視によるものです。型番を確定するものではありません。
今回の検証で、最も重視したのはラグとベルトの形状です。
文字盤のデザインは、撮影角度や反射によって印象が変わることがあります。
しかし、ケースとベルトの接合部分は、モデル固有の形状が比較的分かりやすい部分です。
そのため、私はA158WEA-1が最も近いと考えました。
※これだけ検証しましたが本人が言及している訳ではありませんので、「チープカシオによく似ているカシオではない別のブランドの腕時計」という可能性もゼロではありません。
もしかしたらA158WEA-2なのかも?
ここまで調べてきて気づいたのですが、もしかしたらA158WEAの色違い、A158WEA-2なのかもしれません。

A158のベルト、薄い灰色の枠、結合部形状、すべて満たしています。
ただ、色が藍色です。

本田翼さんの写真うつりの関係かもしれませんが、やはり「黒色」に見えます。
もしかしたら、藍色が光の関係でこう見えているのかも・・・?という可能性もあります。
A158WEA-1は、どんな時計?

ここからは、最有力候補のA158WEA-1について、少し紹介します。
A158WEA-1は、昔ながらのデジタル時計らしいデザインが魅力の一本です。
シルバーのメタルバンドに、黒い文字盤。
余計な装飾が少なく、どんな服装にも合わせやすいデザインです。
ケースは薄く、重さもわずか45g。
大型のG-SHOCKとは異なり、腕に着けていても邪魔になりにくいサイズ感です。
また、約7年の電池寿命やストップウオッチ、アラームなど、日常生活で必要な機能も備えています。
ソーラー充電や電波時計のような便利な機能はありません。
それでも、腕時計として必要な機能は十分。
このシンプルさこそ、チープカシオの魅力だと思います。
あいみょんモデル A158WEA-9との違い
実は、このA158WEA-1には、文字盤の色が異なる兄弟モデルがあります。
それが、あいみょんさんの愛用時計として知られる「A158WEA-9」です。

A158WEA-1は黒を基調とした文字盤。A158WEA-9はゴールド系の液晶が特徴です。
基本的なデザインは共通していますが、色が変わるだけで雰囲気もずいぶん違います。
どちらも、チープカシオらしい魅力を持った時計です。
あいみょんモデルについては、別の記事で詳しく紹介しています。

まとめ|本田翼さんのチープカシオはA158シリーズが最有力
今回は、本田翼さんのInstagramに登場したチープカシオについて、3つのモデルを比較しました。
検証した結果、私が最も可能性が高いと考えたのは、CASIO A158WEA-1です。
理由は、ケースとベルトの接合部分、そしてメタルバンドの形状がよく似ているためです。
その中でも、黒い文字盤の「A158WEA-1」が有力だと考えています。
ただし、ひとつ気になる点があります。
写真では液晶の周囲に枠があるように見えるのです。
この点ではA168WGG-1Aの文字盤にも似ていますが、A158シリーズの色違い「A158WEA-2」にも似た特徴があります。
A158WEA-2は青系の文字盤ですが、写真の撮影角度や光の当たり方によって暗く写っている可能性も考えられます。
つまり、A158シリーズである可能性は高そうですが、A158WEA-1なのか、A158WEA-2なのか、現時点では断定できません。
もちろん、今回比較したモデル以外の時計である可能性も残っています。
もし今後、より鮮明な写真や本人による型番の紹介が見つかれば、改めて検証したいと思います。
それにしても、こうした昔ながらのカシオのデジタル時計が、今のファッションにも自然に馴染むというのは面白いですね。
高価な時計でなくても、十分に魅力的。
そんなチープカシオの良さを、改めて感じました。





